マリゴスドルイドのすゝめ
どうも。ごちょーもとい、ko10rino082です
ko10rino082 = "ことりのおやつ"と読みます
初見で読めた君はラブライバー(?)
はい、それでは初となるデッキガイドです
前にレジェ1位を取った時に秘策メイジのデッキガイドを書こうと思ったのですが、
配信ばっかりしてたので書くタイミングがありませんでした(めんどくさかっただけ)
今回はアヴィクンマリゴスOTKドルイドのガイドです
このデッキの大きな特徴として、弱点とするデッキが環境に少ないことが挙げられる。
環境末期ということもあり、ジャンケンゲーと揶揄される程度には使用されるデッキも固まってきた。最近の拡張でのカードパワーのインフレも顕著なため、ワイルドはスタンデッキの流用で戦えるようになっている。そのため現状のスタンダード環境と似たような状況、ジャンケン環境に陥ることがある。
だがマリゴスドルイドは現状、環境に蔓延るどのデッキにも「あいこ」以上の手が出せるアーキタイプだ。
私が一番嫌いな「ナーガ巨人」系のデッキに対して明確な解答カードを持ち合わせているのもかなりポイントが高い。
そんなマリゴスドルイドだが、このデッキは大まかに分けて2つの型が存在する。
一つは最もメジャーな「樫の召喚を採用し、アグロ耐性を高めた」型。
もう一方は「世界樹の小枝を採用し、早期のコンボを目指す」型。
私は普段、前者の樫の召喚型のマリゴスドルイドを使用していた。また、ワイルドオープンAsia Week1の予選を上がったリストもこの型。
世界樹の小枝が入っているリストを見かけたのは、世界的に有名なワイルドプレイヤー「Control」選手がワイルド酒場の喧嘩で12勝しているところだ。
12 WINS WITH TWIG MALY DRUID POGGERS
— Jesse Chrysler (@F2K_Control) 2018年3月1日
CODE: AAEBAZICBla0A+wV4LsCmdMCm+gCDEBf/gHTA5MExAbkCIoO6BWgzQKHzgKe0gIA pic.twitter.com/zYpjrL6hna
「おいおい、小枝なんか入ってるぞ。これ使えるんかね?」
これが私の第一印象である。樫の召喚が入っていないけどアグロに勝てるもんなの?
色々な疑問が頭に湧いたが、まあとりあえず使ってみるか。。。ということで軽く使ってみた。
一時間後.......
ドルの武器が強いのはよくわかった pic.twitter.com/vzS5utv8QY
— ごちょー (@ko10rino082) 2018年3月1日
コボルト拡張発売からこの時までこいつのゴールデンを作ることになるとは思ってもみなかった。
ちゃんと12勝もできた。
ワイルドゴロシアム12勝!@F2K_Controlのマリドル使いました。武器がめちゃくちゃ強かったです pic.twitter.com/DtmCiaECM9
— ごちょー (@ko10rino082) 2018年3月1日
前置きが長くなったが、ガイドの方に入りたいと思う。
基本小枝入りのリストメインで説明するが、折角なので樫型も併せて。
まずは今回使用するデッキリスト
【樫の召喚型】
ワイルドオープンで使用したデッキ。「自然の怒り」ではなく「ジャスパーの小呪文石」なのはファンドラルが入っていない+アーマーが溜まりやすい強みを活かすため。実際、小回りが利くため使い勝手は良かった。
【世界樹の小枝型】
Controlのリストのまま。ハンドが溢れやすいマリドルの弱点を練気で解消が出来ている。樫の召喚がないため対アグロ耐性が気になるが、「星の雨」で若干の誤魔化しが望める。現状最も気に入ってる型でもある。
大まかにメリットの解説
樫の召喚型のメリット:
・アグロ耐性が上がる+デッキ圧縮できる
樫のゴーレムと装甲で12回復、実質1ドロー
・安定性が高い
序盤に脳死で使いやすいカードが多い(良い意味)
・ドブネズミとデスロードに若干耐性を持つ
アヴィクンドルイドの天敵
世界樹の小枝型のメリット:
・柔軟性のある構築にできる
樫の召喚が無い分、4枠空けられる
・樫型では起こり得ないリーサルを作れる
後ほど解説
・メインコンボパーツが2枚のみで済む可能性がある
上記に繋がることなのでここも省略
こんなところだろうか。まあ挙げるとキリがない可能性があるため割愛。
アヴィアナ→忘却王クン→(イクスリッド)→マリゴス→無謀の操り手
の順で召喚して、ダメージスペルを敵の顔面に連打するのが基本的な勝ち筋となる。
最低でも4つのパーツ+ダメージスペル数枚が必要になるコンボデッキだが、小枝型だとOTKの道筋が増える。(前提条件として世界樹の小枝の耐久力の残りは1とする)
・クン以外のコンボパーツが揃った時
・滋養や究極の侵食等でドロー後に、全てのコンボパーツが揃った時
・マリゴス+無謀の操り手+ダメージスペル
他にもあるかもしれんがこれも割愛。基本的には上記3つがルートに追加される。
このため、樫の召喚型よりもリーサルパターンが多い。
小枝は一度装備しておけば毎ターン1点、ヒロパも併せれば2点出るため案外小回りが利く。特にパラディンは体力1~2のミニオン&聖なる盾が多いため武器が活きる場面が多い。
相手によってはOTK用にとって置かずに、虫害→武器破壊→AOEをした方が良い場面もある。状況に合わせて的確な判断が出来るようになったら完璧だ。
3つ目に挙げたコンボが存在するため、小枝型とイクスリッドは相性が悪い。そもそもイクスリッドのオーバーキル感が否めないが・・・
また、世界樹の小枝が入っているなら「ガーディアンメディヴ」や「ブリングトロン3000」はどうよ?という声が挙がるかもしれない。答えはNoだ。
理由は簡単。上記のコンボ用に小枝を採用しているからだ。メディヴやブリングトロンは直接OTKに関わらないカードだし、決まったからと言って勝てるわけでもない。そのため自ら能動的に武器を破壊するカードは必要ないと思っている。
それではマリガンに移る。わりと感覚でマリガンしているため一概にこれとは言えないのであしからず(必ずこの判断基準でキープしているわけではない。慣れてきたら自分の直感も信じていけ)
【全てのマッチアップでキープ】
・自然の繁茂、樫の召喚(1枚のみ)
【コントロール等速度が遅いデッキ】
・滋養
【vsドルイド】
基本:世界樹の小枝、滋養
追加キープ:繁茂+滋養があるなら究極の侵食
対アグロ:拡がりゆく虫害、樫の召喚(2枚目)
解説:基本的は同型or翡翠orミルになる。同型は先にパーツを揃えた側の勝利、翡翠は体力と装甲の合計値が70いかなければリーサルいけたりするため有利。ミルはデスロードが存在するため不利
【vsハンター】
追加:生きている根、樫の召喚(2枚目)、(毒の種)
解説:最近のハンターがフェイスばかりのため生きている根はキープしておいて損はないと思われる。一定数存在するナーガハンター、スペルハンターのヤシャラージュ対策に毒の種をキープするのもあり。
【vsメイジ】
追加:DK、自然の怒り、樫の召喚(2枚目)
エクゾディア:滋養、マリゴス
解説:秘策メイジ+バーンメイジが大多数。このマッチアップに関してはOTKを狙う必要性は1%もない。手札からのミニオン召喚も一切必要ない。アルネスのファティーグで勝手に自滅するのを待つだけだ。他のマッチアップよりもライフ管理が大事になってくるため気をつけること。枝分かれの道は出来る限り装甲を選ぶように。
コントロールにはドブネズミに気をつけること。レノメイジに関しては全体除去がカザカスのみ等限られているためさっさと並べてミニオンで殴っていくプランも強い。
エクゾディアはかなりの不利マッチ。主流の構築にはマリゴスを返せるカードは無いためマリゴスキープ召喚→無謀からのスペルという戦い方を強いられる。
【vsパラディン】
追加:生きている根、拡がりゆく虫害、世界樹の小枝
解説:大体はアグロ系。タリムを常に意識してプレイすること。相手がタリムを使った後にも耐えることができれば勝ち。エクゾディアはデッキ圧縮の関係上、相手の方がパーツを揃えやすいので不利。
【vsプリースト】
追加:毒の種、(余裕があれば世界樹の小枝)
解説:ほぼOTK系、性悪の2択となる。どちらに対しても毒の種はキーカードとなるため2枚キープしてもOK。OTKに関してはデスロードを体力全快でターンを返すことで即死することがあるため、多少彼の体力を減らしていくプレイが必要になってくる。
追記.ビッグプリーストを忘れていたが、こいつにも毒の種がキーカードとなるのでマリガンは変わらず。なるべく早期の決着を望みたい
【vsローグ】
追加:世界樹の小枝
解説:いない。主にミル。パーツが燃えないことを祈るマッチアップになるからマリゴスとアヴィアナはキープして良いかもしれない。
【vsシャーマン】
追加:自然の怒り、樫の召喚(2枚目)(毒の種)
解説:いない。基本アグロ想定。自然の怒りはトログ、ザップオマティック、フレタンを除去できるため優秀。4/7/7が返せないと普通に死ぬため他のカードが良ければ毒の種キープも考えること。
【vsウォーロック】
追加:毒の種
Zoo:生きている根、自然の怒り、拡がりゆく虫害
解説:キューブロックに関しては毒の種を試合中に2回撃つことになることがほとんど。虫害で蓋をしても冒涜等ですぐ返されるため、結構キツイ。マリゴス単騎でのリーサルも見据えること。ナーガロックは毒の種で返すことが前提になるが、残ったトレントの対処も考えておくこと。特にロウゼヴを意識することが必要なマッチアップとなる。対Zooに関してはバフとロウゼヴにだけ注意。基本耐えたら虫害で蓋できるマッチアップのため有利。
【vsウォリアー】
追加:自然の怒り、樫の召喚(2枚目)
解説:こいつも全く見ない。コントロールだった場合はドブネズミ+デスロードとかいう地獄のマッチアップのためガン不利。そのためマリガンは海賊を見据えておこなったほうが良い。とりあえず装甲を溜めて息切れしたところで挑発等で蓋をしよう。樫の召喚が活きるマッチアップ
【共通】
ロウゼヴが入っていそうなデッキタイプは次ターンの自分の被ダメージも見据えてプレイすること。最悪なにもできずに死ぬことがあるため注意(特に中盤)。
最後に、一番大事なことは「このデッキの核はマリゴス」ということ。小枝型でコンボがいくら早く決まろうとも結局マリゴスを引けないとどうしようもない。その時は樫型だったが自分がワイルドオープンの予選で一敗した原因は二試合連続でマリゴスがボトムに眠っていたことだ。
引けないヤツはマリゴスをキープするべきだな!ガッハッハ!
あと不定期にTwitchで配信してるから、みんなフォローよろしくね!